スマホの使い過ぎと顎関節症
「口を開けると顎が痛い」
「顎がカクカク鳴る」
「朝起きると顎が疲れている」
「口が大きく開けづらい」
このような顎の症状があると、どうしても顎そのものに原因があると考えがちです。
しかし、顎関節は単独で動いているわけではありません。
実は、頭の位置や首・背中の姿勢(猫背)も顎の動きに関係しています。
特にスマートフォンやパソコンを長時間使用する現代では、頭が身体より前に出る「前方頭位姿勢」(頭を前に突き出した姿勢)になりやすく、首や肩だけでなく顎まわりにも負担がかかりやすくなります。
前方頭位姿勢とは?
前方頭位姿勢とは、横から身体を見たときに、頭が肩よりも前に出ている姿勢のことです。
スマートフォンを見ているときの姿勢を思い浮かべてみてください。
画面をのぞき込むように、
頭が前に出る
↓
首が前に傾く
↓
背中が丸くなる
↓
肩が内側に入る
という姿勢になっていないでしょうか?
頭は成人で約4〜6kgほどあります。
本来は背骨の上に頭が乗ることで支えられていますが、頭が前方へ移動すると、首や肩まわりの筋肉は頭を支えるために働き続けなければなりません。
その状態が長時間続けば、首や肩だけでなく、顎周辺の筋肉にも影響が及ぶ可能性があります。
こんな方は「スマホ姿勢」をチェックしてみましょう
- 顎が疲れやすい
- スマートフォンを1日に何時間も見る
- デスクワークが多い
- パソコン作業中に顔が画面へ近づいている
- 横から見ると耳が肩より前にある(立位・座位)
- 首や肩がいつも凝っている
- 口が開きにくい
- 朝起きたときに顎が疲れている
- 無意識に歯を食いしばっている
顎への負担を減らす今日からできる4つの対策
① スマホを「下」で見る角度を減らす。
スマートフォンを見るたびに頭を下げていると、首や顎周辺に負担がかかりやすくなります。
スマホを持つ位置を少し高くして、顔を画面に近づけるのではなく、画面を少し高い位置にして角度を調整するようにしてみましょう。
これだけでも頭が前へ出る姿勢を減らしやすくなります。
② パソコン画面の位置を見直す
デスクワークでは、モニターが低すぎると自然と頭が前へ出てしまいます。椅子の高さ、机の高さ、モニターの位置などを調整して、
耳・肩・体幹ができるだけ自然に揃う位置
を意識してみてください。
③ 30〜60分に一度、姿勢を変える
「良い姿勢をずっと続ける」ことよりも大切なのが、同じ姿勢を長時間続けないことです。
立ち上がる、肩を回す、胸を開く、少し歩く。
こうした小さな動きをこまめに入れるだけでも、首や肩、顎周辺への負担を減らす助けになります。
④ 「食いしばり」に気づく
集中してスマートフォンやパソコンを使っていると、無意識に上下の歯を接触させている方がいます。
本来、リラックスしているときは上下の歯は軽く離れているのが一般的です。
「今、歯を噛みしめていないかな?」
と、ときどき確認してみましょう。
川口市の皆様の健康と笑顔をサポートする当院では、単にアゴ周辺の筋肉を揉むだけではなく、全身の骨格や神経のバランスをしっかりと見極め、お一人おひとりの身体に合わせた施術を行っています。
「しばらく様子を見ているけれど良くならない」「どこに相談していいか分からない」とお悩みの方は、ぜひ一度、当院にご相談ください。一緒に根本的な改善を目指しましょう。
期間限定:2026年8月末まで




